「そろそろ外壁の塗り替え時期かな」と感じたなら、塗り替えに最も適した時期を選びましょう。
季節によっては塗り替えも負担がより大きくなってしまうことがあるからです。
外壁塗装ができない時期
基本的には1年を通していつでも外壁の塗り替えは可能ですが、それはあくまで「気温6℃以上・湿度85%未満」という条件を満たしている場合です。
これは塗料に記されている基本条件で、この条件を満たしていないと十分に乾燥させることができず紫外線や雨水などの防御壁となる塗膜が不十分となってしまい、せっかくの塗装が剥がれたり塗装の耐久年数が極端に短くなったりしてしまう可能性があるからです。
湿度が高すぎたり気温が低すぎて霜や露がおりてしまうと、水滴が塗装面について濡れてしまったり、塗装面に氷の結晶がついてしまったりします。
従って勿論雨が降れば塗り替えも不可能で、雨によってまだ乾燥していない塗料が流されてしまうと、せっかく塗り替えたのにすぐにひび割れや剥がれが起こってしまいます。
月別塗り替えのメリット・デメリット
・3〜4月(春)
3月の春に入る直前に多少雨が降るものの、全体としては雨量も少なく温かくなる季節なので、塗料が渇きやすく職人も作業しやすい、塗装に向いている季節と言えます。
ただ、梅雨に入る前に駆け込みで塗装を依頼する人も増えるため、業者の確保が難しくなるというデメリットがあります。
・6〜7月(梅雨)
前述の通り雨が降ると基本的に塗装はできず工期が伸びてしまうという最大のデメリットがありますが、気温自体は温かいので雨さえ避けることができれば塗装も可能です。
閑散期なので比較的業者も確保しやすくところによっては値段などの交渉も可能になるかもしれません。
・8〜9月(夏)
塗料の渇きが良くて順調に作業が進みますが、気温ゆえに職人にとっては辛く朝早い時間帯や夕方に作業するということもあります。
また窓を閉め切らなければならないため住人にとっても暑く、エアコンが必須になるというデメリットもあります。
・10〜11月(秋)
春と同様塗料も乾きやすく職人も作業しやすい非常に良い季節です。
しかしそれ故に業者の確保が難しくなるという、春と同じデメリットがあります。
・12〜2月(冬)
これも前述の通り気候故に乾燥しにくく工期が伸びてしまい、特に地域によっては5℃以下となってそもそも施工できない場合もあります。
しかしその地域の特性を熟知している業者に任せればこの時期でも問題なく作業してもらえるでしょう。
地域密着型の横浜市にある株式会社エムクラフトでも、季節に関わりなく失敗のない外壁塗装を請け負っています。