家の塗り替えを塗装業者に依頼する際に一番気になるのはその費用ですよね。
塗り替え工事費用も実際に現場に赴いて調査しないと正確な見積もりは出せませんが、ある程度相場を知っておいてから幾つかの業者に見積もりをお願いすると失敗する可能性は低くなります。
塗料別塗装費用の相場
家の塗り替えには外壁面積や何階建てなのか等の条件によっても費用が変わるのは勿論、塗料の種類によっても相場に違いが出てきます。
一番安いのはアクリル塗装で、費用相場は5000〜8000円/坪。
ただし直射日光や紫外線に弱く耐用年数も5〜7年と最も短いため、塗装業者が外壁や屋根の塗り替えにこれを使うことは殆どありません。
価格と耐久性のバランスがとれているのはウレタン塗装で、6000〜8000円/坪が相場です。
モルタルから金属サイディング、木材など様々な建築素材にオールマイティに使用でき、直射日光・紫外線・水にも強く8〜10年程度の耐用年数を持つため、多くの業者がこのウレタン塗料を使用しています。
シリコン塗料は更にグレードが高く、費用相場は8000〜14000円/坪。
耐用年数も13〜15年と長く、水や汚れにも強いためモルタルや不燃材サイディングなどに利用されます。
最も高価なのはフッ素塗料で、11000〜18000円/坪が相場です。
15〜20年の耐用年数を誇り、汚れにも強いため高層ビルなどメンテナンスが難しい建物に使われます。
しかしこれらの費用相場には人件費や足場、養生、シーリング打ち直し、下塗りなどの費用は含まれていません。
当然ですがこれらの費用はどの塗料を使うかに関係なく同じだけ費用がかかりますから、例えば一番安いからといってアクリル塗装で依頼しても耐用年数が短く、すぐにまた塗り直さなければならなくなるとすれば、塗料以外の費用のせいで結局高くついてしまう可能性があることも覚えておきましょう。
相場より高額になるケース
場合によっては、塗料や塗装面積などの基本条件から割り出せる予想費用以上に高額になってしまうことがあります。
例えば現場となる家が奥まった場所にあって作業者が入れないなど工事しづらい場所や交通誘導員が必要になるケース、隣家との距離が近すぎるなどで足場を組むのに時間がかかってしまうケースなどがそれにあたります。
こういったことからも、前述の通り実際に現場に赴いて見てみないことには正確な見積もりは出せないわけです。
横浜市の塗装業者エムクラフトでも無料で現地見積もりを行っていますので、まずはご相談ください。